令和3年度 学校の様子

令和3年度 着任式・入学式・始業式

 4月6日、今年度の門出を祝うような満開の桜のもと、小布施中学校第20代校長川本修一先生の着任式、令和3年度の入学式が行われました。その後、1学期の始業式が行われました。全校生徒にむけ、川本校長先生から次のようなお話がありました。

 『1年のスタートにあたって、「随人観美」という言葉を紹介します。コロナ禍で人との物理的な距離はとらなければなりませんが、心と心は繋がっていたいと願います。人に寄り添いながら私たちは生きています。このような状況だからこそ、人とのふれあいが大切です。入学式の歓迎の言葉や生徒代表の言葉にもありましたが、まずは、あいさつをすることで人とのふれあいは深まります。これが「随人」です。

 そして、人は誰しもキラリと光る美しいものを持っています。相手のいいところをしっかりと認め合うことが必要です。相手のよさを見つけられる人になりたいものです。これが「観美」です。まずは、あいさつからはじめていきましょう。』

2021年04月08日

1年 総合的な学習の時間

 5月27日、前町長さんを講師に招き、町づくりに関わるお話を聞きしました。前町長さんの町づくりへの溢れる情熱に触れ、生徒たちは、我がふるさとに対する愛着が一層強くなったようです。歴史や地域の特色を踏まえた戦略的な町づくり構想に刺激を受け、新たな問いと追究意欲が湧いてくる時間となりました。どのような情報を集め、どう考察するのか、一人一人の追究が楽しみです。

2021年05月28日

人権同和教育月間~校長講話~

 6月は人権教育月間です。道徳の時間などを中心に日頃の自分を見直す機会をとっています。4日(金)には、校長先生のお話がありました。世界中から愛されるアーティストが「あのとき自分の人生が変わった」と話す出来事についてです。目の見えないこのアーティストは、少年時代に先生や仲間に認められ大きな自信を持ったというお話です。情景が鮮やかに浮かぶ語り口に、どんどん話に引き込まれていきました。お話を聞き終わったときには、主人公になったような晴れ晴れとした気持ちになり、自分に自信が持てたような感覚になりました。4月、校長先生からお話いただいた「随人観美」の心(相手のよいところを見つけ認めること)とつながるお話でした。

2021年06月04日

中体連北信大会壮行会

 5日の北信陸上大会を皮切りに夏季大会が始まります。様々な制約がある中で、懸命に練習に打ち込んできた生徒の皆さんに、画面を通してですが、全校でエールを送りました。ケガや体調には十分に気をつけて、精一杯頑張ってきてほしいと思います。選手の皆さんの健闘を祈ります。全校で応援しています。

2021年06月04日

清掃交流会

 6月7日から、縦割りで清掃について学び合う活動“清掃交流会”が始まりました。普段は学級や学年ごとに分担場所を清掃していますが、今回は、違う学年の生徒が集まって清掃を行う整美委員会の企画です。上級生が下級生のお手本となることもあるでしょうし、上級生が下級生から学ぶこともあると思います。一人一人が自分と向き合い、課題を見つけ、今後の清掃へ活かすことができるとよいと思います。

2021年06月07日

第54回鳳凰祭

 9月24日(金)と25日(土)に第54回鳳凰祭が開催されました。新型コロナウイルスの影響により、例年どおりにいかない内容もありましたが、今年度は、「phoenix paint」のスローガンのもと、「一人ひとりの色で私たちの鳳凰祭を創り上げてほしい」という願いを込め、一人ひとりが個性を出して創りあげた鳳凰祭を通して、お互いを認め合うことやより一層の団結が深まる機会になることを目的に生徒会が中心となって準備に取り組んできました。

 鳳凰祭当日は、各学年の意見文発表や英語によるスピーチ、有志発表、体育祭など、各場面で生徒の個性が輝りました。この鳳凰祭での経験を通して、今後の学校生活をさらに充実したものにしていきましょう。

2021年09月24日

人権月間

人権集会での校長先生のお話~ (R3・10・22)
 ハラスメントという言葉を皆さんも聞いたことがあると思います。世の中には、様々なハラスメントがあります。ハラスメントという言葉の意味は「嫌がらせ」だそうです。私は、この訳語では 本当の意味が伝わらないのではと感じています。

 ハラスメントをしている人は、「それはハラスメントだ」と言われても、そうは思っていないことが多いです。ハラスメントをした人の言葉によくあるのは、「そんなつもりはなかった」「そう感じるとは思わなかった」というものです。
 相手が、嫌な気持ちになったり、心が傷ついたりすることに気づくことができなかったのでしょう。「嫌がらせ」をするつもりはなくても、相手の立場や気持ちを考えることができなかったため、結果として相手に嫌な思いをさせてしまうことがあります。あらためて私たちは、相手がどう思うかを考えること、相手の気持ちに寄り添うことが大事だということがわかります。

 4月からお話ししている「随人観美」の「随人」の部分ですね。単なる人との距離ではなく、心の距離です。いかにその人に寄り添えるか、心の距離を縮められるかが大切です。相手がどう思うかを考えられること、相手の立場に立って思いやりの気持ちをもてること、こういった心の持ち方は、常に磨き続けなければ弱くなっていってしまいます。心を磨き続けなければなりません。まさにこれが人権感覚です。これからも、相手の立場や気持ちに寄り添う心を磨き続けましょう。

※各教室で校長先生のお話をお聞きした後、人権委員会による意識調査アンケートをGoogleフォームにて行いました。

2021年10月22日

生徒総会

 12月17日(金)、本年度のまとめとして生徒総会が行われ、会長、各委員長から発表がありました。今回も、オンラインによる配信で実施し、生徒は自分のタブレットを見ながら聞きました。各委員長は議案書の内容をまとめたプレゼンテーションをもとに、わかりやすく要点的に話をしていました。質疑の時間には、1,2年生から建設的な意見・質問が出され、会員一人一人が主体的に考える場となっていました。
 最後に、新役員紹介がありました。いよいよ2年生へと引継ぎが行われます。今年度の3年生が残してくれた成果の上に、さらに新たな工夫した活動を展開してほしいと思います。

2021年12月21日